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街でみつけた「アイデア」

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Webに限らず、どんなことにおいてもアイデアというのは大きな力になります。
すばらしいアイデアさえあれば、それを実現するために必要なリソースはあとからついてくるでしょう。

PA0_0000.jpg突然なんの話だという感じですが、先日、右のような状況を見てちょっと気になって書いてみました。

ケータイで撮ったので非常に荒い画像で申し訳ないのですが、マルをつけた部分に注目してほしいのです。

なにかというと、「はしご」です。
このはしご、赤いマルのものと青いマルのもので形状が異なっているのですが、わかるでしょうか。


手前の給水塔に設置されたはしご(青いマル)は、どこにでもあるような、一般的なはしごです。
対して奥のビルのはしご(赤いマル)は、なにやら普通と違います。

赤いマルのはしごは、なんと飛び飛びでシカクの鉄格子のようなものを配置することで、はしごとして機能しています。
青いマルと比べてサイドの、手で持つであろう部分が少ないですが、それでもはしごとしては十分です。

この赤いマルのはしごのすごいところは、はしごとして機能することももちろんですが、最大の特徴は「いくらでも伸ばせる」という点でしょう。
たとえ何十メートルでも何キロメートルでも、シカクい部品を追加するだけで伸ばせます。
しかも、手で持つサイドの部分がないため、資材と生産工程の縮小化が望め、コストカットにも繋がります。
さらに輸送や取り付けも容易になるでしょう。


なにげない工夫ですが、これこそがアイデアと言えます。
アイデアとは、ひとつの思いつきで複数のデメリットをいっぺんに解決してしまうもので、こと仕事においては非常に強力な武器(または防具)になります。

Web制作においては、表示領域がディスプレイやブラウザ内に限られる、マウスや音声・視線などが手に変わる操作方法である、通信環境が必要、などといった多くの制約のなかで創意工夫を凝らす必要があります。

たとえばGoogleの場合、世界中のWebページが「リンクされている数が多いほど有用なページである」という、それまで誰も思いつかなかったアイデアによって超巨大組織になりました。

YouTubeの場合、「動画を共有する」というごくシンプルなアイデアで瞬く間に世界中に知れ渡りました。

なにも制約がない(そんなことはありえませんが)場合、おそらくアイデアは生まれないでしょう。
制約のなかで、そこに長所と必要性を感じるからこそアイデアが生まれます。

いま(2009/08/06現在)キッズデザイン博という催しが東京都内で開催されています。
これは、子供にやさしいデザイン製品をまとめたもので、どれもアイデアに溢れています。
主婦が子育て中に思いついた地下鉄の乗り換えマップなどは有名で、これも展示されています。


子供や高齢者にやさしいものは、全ての人にやさしいもの、いわゆるユニバーサルデザインです。
Webサイトにおいても、このようなユニバーサルデザインで、アイデアを盛り込んで制作していきたいですね。

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このページは、小泉が2009年8月 6日 11:14に書いたブログ記事です。

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