東京・新宿区のWeb制作会社アクセルメディアのブログ

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「初音ミク」が画像検索から消えた原因は・・・?

「Googleで『初音ミク』とイメージ検索しても、なぜか初音ミクの画像が表示されない」
というのを、ある筋から聞いた。
実際に検索してみると、たしかに出てこない・・・。

どうやらGoogleに限らず、Yahooや他の検索エンジンでも同様のよう。
これほど話題のものが出てこないというのは、ちょっとおかしいと思いいろいろと検索してみました。
「初音 ミク」「はつね みく」「初音 みく」「ハツネ ミク」「初音」「ミク」「みく」「hatsune miku」「hatune miku」「みっくみく」・・・・
どれも見事に八分状態です。
ちなみにGoogleではセーフフィルタもオフにしても検索してみました。

なぜ出てこないのか。

いろいろと検索するうちにInternet Watchのページが出てきて”グーグルでは「表示におかしい点があることは確認しており、現在調査を進めている。なんらかのバクなどの問題ではないかと考えており、正しい表示がされるよう対策中」とコメント”とありました。
Google内部でもわかっていないようです(ホントか?)。

Webづくりで検索エンジン対策を行うこともある身としては、これは見過ごせません。
もし本当にGoogleその他の検索エンジンが原因を把握していないとしたら、クローラーまたはDBなど、検索システムのバグということでしょう。
初音ミクを知らない人にとってはささやかな事象に見えますが、これが「もしかしたら他のキーワードでも起こっているかもしれない」と考えると、ビジネスとして非常に痛手になるどころか、検索サイト相手の訴訟沙汰にも発展しえます。

想像の領域ですが、原因として精一杯考えてみる。

[1]検索エンジンシステムのバグ
これが真っ先に思い浮かびますが、Googleだけではなく他の検索エンジンでも表示されないのが不自然です。
もしGoogleの検索システムを他社と共有しているなら話は別ですが、そういったことは聞いたことがないです。

[2]検索エンジンのフィルタリング
特にいかがわしいイラストでないのでこれは考えにくいです。
Googleにてセーフフィルタを外しても出てこないので、これが原因ではないようですね。

[3]検索エンジンの文字認識のバグ
PHPやPerlなどのCGIではたまに「能」など特定の文字が3バイトや1バイトで認識され、文字化けすることがあります。
このように「初音ミク」のどれかの文字が「文字化け文字」といった形で検索システム側とやりとりされ、Webページとマッチしない場合があるかもしれません。
しかし「初音ミク」以外にも「初音みく」「みっくみく」などで通常は出てくると思うので、これも違いますね。

[4]画像認識システムの機能
検索エンジンでは、著作権保護の観点から画像認識システムを入れ、色や稜線など特定の条件にマッチするものを除外できると思いますが、そのシステムにたまたま著作物またはスパムと認識されてしまった可能性があると思います。
しかし「ミク」のみで検索したところ、初音ミクのイラストがひとつだけ最初に出てきます。
これが出てくるということは、著作物またはスパムと認識されない場合もあるということでしょうか。

[5]たんにSEO対策がされているWebサイトがない
初音ミクの公式ページを見てみると、下に製品購入部分があり、Pタグではありますが「初音ミク(ハツネ ミク)」としっかり書いてあり、そのすぐ上(ソース上で)に「box_miku.jpg」の画像があります。
ALT属性がなく、表向きのページランクもついてませんが、Web検索では1位であり、この位置関係からして出てこないわけがないです。
また、ブログなどでは標準である程度のSEO対策がされているためこれも考えにくいです。

[6]スパムサイトからリンクされている
悪質なスパムサイトから整合性の高いリンクをもらうと、そのリンクがスパム認定されることが稀にあります。

質でなくても、最近はGoogleがディレクトリサイト(自動リンクサイトなど)にペナルティを付ける行動に出ているので、そういったWebサイトから、
初音ミクに関するほとんどのWebサイトがリンクされているとしたら、そのディレクトリサイトがスパム認定されると同時に他の被リンクサイトも除外されて
しまった可能性があるかもしれません。

[7]「初音ミク」に関するキーワードを意図的に除外している
これは検索エンジン側、著作者側の双方にメリットが感じられない。

[8]大組織の圧力
だったらいろんな意味でおもしろいけど・・・・

いずれにせよ信憑性が低いですね。
Yahooは中国だけが検索できたり(他の国はダメでした)、gooの画像検索では表示されるなど、不思議な部分が多すぎるため、今後の動向が不安でもあり楽しみでもあります。

ついでに、簡単な実験としてこの下の部分で初音ミクの画像を貼ってみました。
リンクにはリンク先の<title>の名称をtitle属性に入れて整合性をとり、念のためrel=followをつけて、さらにtargetも_blankにしてません。
画像にはaltで「初音ミク HATSUNE MIKU」と入れてみてます。
画像がAmazonから拝借したものなので微妙ですが、イメージ検索でひっかかってくれるかな・・・

初音ミク HATSUNE MIKU初音ミクは、YAMAHAが開発した音声合成システムを使ったDTMソフトで、「VOCALOID(ボーカロイド)」と銘打たれるように、人間が歌っているかのような楽曲を作成できるソフトウェア。
発売しているのはクリプトン・フューチャー・メディア
これまでもメイコという同様のソフトを発売してますが、この初音ミクは”DTM関連ソフトは200~300本、ヒット作品でも1000本程度の売り上げでしかない市場であるが、すでに1万本以上を売り上げていると言う超異例のヒットとなっている(Wikiより)”とのことです。
オタク受けを狙ったのは言うまでもないけど、これほどまで人気が出るとは、クリプトンの人たちもおそらく思ってなかったでしょう。

なぜこれほどまでに売れたかというと、やはりニコニコ動画の影響が大きかったと思います。
発売してすぐに初音ミクに歌を歌わせる動画がアップされ、またたく間に広がりました。
きれいに発音できる、細かくプログラミングできる、声がアニメの声優さんが基になっている、など要因はありますが、最も大きいのはパッケージのキャラクターじゃないでしょうか。
オタクがいろいろと設定(想像)を巡らせたくなるイラストです。

オタクまたは予備軍がターゲットだったこと、ソフトの価格や操作など敷居が低いこと、ソフトの出来が良かったこと、ニコ動の最近の好調などが重なって、大変成功したバイラルマーケティングと言えるんじゃないでしょうか。

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