東京・新宿区のWeb制作会社アクセルメディアのブログ

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「デザイナー」の定義

皆さんは「デザイナー」と聞くと、どんな印象を受けるでしょうか。
まず絵を描いたり、CGを作ったり、日用品などモノを作ったりする人を思い浮かべる方が大半だと思います。

「デザインする」とは、対象の構造をより良いものにすること。
デザイナーとは、それを行う人のことです。

しかし、一般的なイメージは「見た目を綺麗にする人」ということになっています。
見た目が綺麗かどうかは見る人によって千差万別なので、デザイナーはそれ以外の部分でも「良くする技術」を持っていなければいけません。


Webに関して言うと、「Webデザイナー」という呼び方が既に広く使われています。
本来、Webデザイナーという職業はWebサイトの見た目を綺麗にするほか、プログラムを書き、クライアントの声を直接聞き、それを取り入れてWebサイトの構成を練り、Webサイト閲覧者を正しい行動へ導く仕事です。
いまでは分業化が進み、これが、

⇒Webコーダー・・・HTMLとCSSを書く人
⇒Webデザイナー・・・見た目を綺麗にする人
⇒Webプログラマー・・・CGIなどプログラムを構築する人
⇒Webディレクター・・・クライアントとスタッフの間に入る人
⇒Webプロデューサー・・・お客さんを探す人

という感じに分かれています。
僕は上記すべてをひっくるめてできる人を「Webデザイナー」という見方をしています。
なので、もし分業化するならば「Webデザイナー」と呼ばれているものは「Webスタイリスト」と呼んだ方がしっくりくると思います。
(どうしても横文字にしたいならば、ですが・・・)

Web以外には他にも「アーティスト」という曖昧な言葉もありますね。
よく使われるのが音楽業界ですが、「シンガー」「ギタリスト」「作詞家」など、皆アーティストということになっています。
これはメディア戦略的誇張表現だと思いますが、当たり前の呼び方として使うにはあまりにも恐れ多い言葉のような気がしてなりません。

また、「デザイナーズマンション」のデザイナーも「設計士」「建築士」とは違うようです。
本当にデザイナーが作っているならば、無駄に風呂やトイレがガラス張りにならず、壁は温度管理が難しいコンクリート打ちっぱなしではなく、なるべく人体にやさしい木材を使ってほしいです。

こういったように、曖昧な定義のものは他にもたくさんありますが、これは日本の良いところでもあります。
日本はカタカナ・ひらがな・漢字などの表現、語感・発音の違い、尊敬語や謙譲語などの状態言葉、さらに語尾の変化といった多くのバリエーションがあり世界でも有数の難語です。
バリエーションが多いということは「言葉遊び」も豊富だということです。
言葉遊びによって日々多くの言葉や単語が生まれ、僕らは無意識にそれを吸収できる能力を持っています。
これは他国から「日本人は頭がいい」と言われる要因のひとつなので、曖昧な定義の言葉が一概に悪いものでもなく、むしろ良い、楽しいものです。

しかし仕事で使うとなると、曖昧な定義は「誤解」という恐ろしい失敗を招くため、なるべく意識を統一できればいいですね。

ちなみに僕はWebデザイナーのことを、本当は「Webづくり」、さらに優れた人は「Web職人」と呼びたいです。
その方が直感的にわかるし、あたたかく親しみやすい感じがします。
そうすれば、「IT業界はアヤシイ」というイメージも少なくなるかもしれません。

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