信用されるポータルサイトにするためのポイント

 



2018/11/29

利用者に会員登録など個人情報を入力するサイトの場合は注意しなければいけません。
悪質な個人情報収集サイトなども少なくなく氾濫している時代ですので、無用にデータ入力を求めるのはいらぬ不信感を抱かせてしまいます。

ルールはシンプルに印象を良くすること

SEOで検索上位を獲得する――調べたキーワードで検索1位のページはクリックされやすいと調査結果があります。調べたい情報と一致していると期待してアクセスするので、その内容も信じてもらいやすい傾向にあります。
クオリティよりもターゲットに合ったデザイン――女性向けのファッションサイトなのに文字だらけの無機質なデザインだったり、研究データを公表するのにファンシーなデザインだと信頼されるよりも先に怪しまれる事が多いでしょう。あえてギャップを作って引きつけるテクニックもありますが、基本はセオリー通りに作るのがベターです。
素直な運営者の考えや、運営者情報を明確に掲示――一番有効なのは運営者が信頼されることです。既に知名度の高い信頼されている大企業やブランドなどの場合は、運営者がわかるだけで不信感は一気になくなります。しかし悪い噂がある名前の場合は逆効果になります。
ページの最終更新日を停滞させない――Web上には既に更新されなくなった実質運営されていないサイトが山程あります。ページに訪れた人がサイトの最終更新日を見て日付が数年前だと、運営が続いているかわからず不安に感じることになります。

利用者に悪質なサイトを見分けるのは難しい

面倒ではありますが、利用者の多くはそのサイトが安心して利用できるかどうかをチェックします。
つまり、サイトを見て回り、不審と感じる点がある場合、そのサイトを利用することにメリットが大きく、不信感の程度より勝(まさ)っていれば利用してくれることもありますが、多くの場合そのサイトの利用を中止します。
例としては、「運営者が不明」「不要な個人情報収集」最近では「SSL証明書がない」などが不審に思われる点として上げられますが、サイトの内容や利用する人によって基準は違うのでターゲットに合わせて調整していく必要があります。
印象で判断されることが多いということは、悪いことをしようとしていなくても怪しまれる可能性があるということです。生まれ続けるWebサイトの中から、安全か、悪質かをすべて見分けることは難しいと思うので、これからの時代は、必要のない個人情報を要求しない、健全な活動をしている運営者ということを常にアピールし続ける必要があるでしょう。