ポータルサイトの賢いマネタイズ方法

 



2019/7/11

アクセス数が多いポータルサイトに向いているマネタイズタイプ

一般の人、つまりすべての人がターゲットのサイトは比較的アクセスが多くなります。
例としては、病院検索サイト、ゲーム攻略サイト、健康情報サイトなどが挙げられます。
潜在ユーザーが多いジャンルなので、競合サイトも多く、その中でシェアを取るのは大変ですが、ある程度のポジションを確立できれば、かなりのユーザー数を獲得することができます。

広告収益モデル

広告でのマネタイズには、大きく分けてクリック報酬型と成果報酬型があります。
クリック報酬型はバナーやテキストリンクをクリックしただけで報酬が入るので、低額ですが収益を上げやすいタイプです。
成果報酬型は、バナーやテキストリンクをクリックした後に、実際に広告主の商品を購入するなど成約に結びついて初めて報酬が入る仕組みで、クリック報酬型に比べると高額な収益が入りますが、その分実際に報酬が入るまでのハードルは高くなります。
購買層が明確で、サイトのコンテンツも商品やサービスを訴求する内容が多い場合は、成果報酬型。それ以外はクリック報酬型を選択するのが良いでしょう。もちろん、ページ単位でコンテンツを検討して、両方の広告を併用して運用するのも良いでしょう。
また、PV数が多く、ユーザーの層がある程度絞れている場合は、直接広告出稿を希望する広告主が見つかる場合があります。

課金収益モデル

ポータルサイトでは月額制や年額制などのサブスクリプションモデルが多い。
無料では制限があり物足りない部分を、課金することで制限を取り払うものや、無料会員と有料会員でサービスに差をつけて、有料であることに価値を生み出したりする場合があります。
ユーザー側に有料版を提供する場合もあれば、情報掲載側に有料版を提供する場合があります。

事業内容に沿ったポータルサイトを運営してマネタイズ

例えば、不動産会社が不動産ポータルを運営して、自社管理物件の販売を促進させたり、雑貨を取り扱う企業が、インテリア情報ポータルサイトを運営して、オシャレな雑貨の販売に繋げたりする事ができます。

仲介収益モデル

上記の例で、不動産会社の場合は、自社物件の契約を得ることで直接的な収益にもなりますが、サイトに他社の物件を掲載する場合は仲介料として収益を上げることもできます。

EC収益モデル

昔からの商取引の手続きをオンライン上で行えるようにしたもので、いわゆるオンラインショップ、ネットショップとも呼ばれます。
サイト上で商品を販売することで、直接的な収益に繋げることができます。
店舗を構える必要がなくサイト上から全国に販売経路を作り出すことができるので、新規参入もしやすい反面、在庫を抱えるリスクは高くなります。
ECサイトに限らず、Webでのマネタイズは軌道に乗るまでに時間がかかることが多いので、すでに店舗を構えて商売している事業の販売経路の拡大のために選択するのが低リスクでスタートできるのでおすすめです。