ポータルサイト運営を長く続ける4つのコツ

 



2017/12/01
ポータルサイト 個人 運営

当たり前のことですがポータルサイトを成功させるには、運営をやめずに長く続けることが要因のひとつとして挙げられます。成功する前にやめてしまっては成功できるわけがないですね。
しかしポータルサイトの運営には、開発費だけでなく、ランニングコストや手間がかかり、特に公開してから1~2年の間に運営をやめてサイトを閉じてしまう方も少なくありません。
すでに有名な企業やブランドだったり、広告を大量に打つことができる場合は別として、一からポータルサイトを立ち上げる場合、ユーザー数が増え運営が安定した軌道に乗るまでは地道なコンテンツの作成など更新することが欠かせず、モチベーションの維持や運営費用の捻出が難しくなる場合も多いのが現実です。
そんなポータルサイト運営について、長く続けていくコツを紹介するので、これから始めてみようと考えている方、まだ軌道に乗っていない方は参考にしてみてください。

ポータルサイト運営を長く続けるコツ

費用を抑える

開発費や毎月のランニングコストをいかに抑えるかが一つのポイントです。
メインとなるコンテンツ作りなどには資金の投入を減らすべきではないですが、その費用が本当に必要かどうかをよく考えて、かかる費用は最低限にするのが重要です。
特にアクセスの少ない最初のうちは、高額なサーバーを必要としないことも多いので、場合によっては安価なレンタルサーバーでも十分だったりします。
費用が安く済めば、その分長く続けることができるので、運営が軌道に乗るまでじっくりと取り組むことができます。
よく言われる言葉ですが「小さく始めて大きく育てる」ことが、ポータルサイトの開発・運営でも有効です。

始める時は、ほとんどの方が大きく夢を抱いていることが多いです。
本人は「最初は簡単な機能だけがあれば後は自分でやるから大丈夫」と思っていても、実際にはその最初の構想がとても大変なシステム開発が必要で、初期開発で数百万のお見積りになってしまうことも多々あります。
まずはそのジャンルでどの位の見込み客がいるのか、実際に囲い込めるのかをテストしながら進める方が失敗することが少ないでしょう。
例えば販売業として立派なポータルサイトがあっても、ユーザーが誰もいないと何にもなりません。
それよりは、例え無料のブログで運営していても、読者がついて定期的に商品を購入してくれるようになれば、すごく価値のあるサイトになります。

決まった頻度で更新する

個人でやる場合は尚更ですが、成果が出るまでのポータルサイトは運営のモチベーションを維持することが難しいです。
サイトを開発して公開するまではまだいいのですが、その後の通常運営に入ると、目に見える成果も少なく、メインの業務を持っている方は片手間で更新するようになり、徐々に更新頻度が下がっていくようになります。
更新がとまると、更新していないことに負い目を感じたり、前回何をしようとしていたかを思い出すのに時間がかかるなど、さらに更新するのが億劫になってしまうという悪循環に陥ります。
少なくとも週に1~2回、できれば毎日、ほんの少しでもいいので更新作業に携わり、常にサイト運営に意識をもつことで、更新をとめてしまう隙を作らないようにしましょう。

成果の出やすいポイントを作る

ポータルサイトの運営の難しいところで、最初から会員登録や購入などハードルの高いアクションをしてくれるユーザーはほとんどいません。
最初はユーザーもよくわからないので、手探りで様子を見てきます。
そこで最初にできるアクションが会員登録のみで、個人情報の入力が必要だったりすると、なにもせずに立ち去ってしまうユーザーも少なくありません。
そこで、ユーザーが簡単にアクションできるポイントをあえて作ることで、ユーザーにも使いやすく、運営側も目に見える結果が出るようになり、モチベーションにもなります。
小さなアクションを起こしてもらえるようになれば、そこからメインのアクションにも繋げやすくなるでしょう。

ユーザーが起こしやすいアクション例

・無料お試し
・プレゼント
・FAQ
・コメント
・いいね(シェア)ボタン
・特定のページを見る※
※「ページを見る」も立派なアクションです。
実際には単に上記のポイントを設置してもなかなかアクションを起こしてもらえないこともありますが、キャンペーンなどを絡めるなどしてうまく動機を作ってあげると動きが出やすくなります。

目標とするサイトを設定する

ポータルサイトを運営していて成果が出ないことが続くと、何をすればいいのかわからなくなることがあります。
そうするとどんどん迷走していき、本来目指していたものとはかけ離れたサイトになり、こんなはずではなかったと後悔してしまうかもしれません。
そうならないように、自分のサイトが目指している方向性の指針となるような目標となるサイトを見つけておくといいでしょう。
これは同ジャンルのサイトでもいいですが、同じことを2番煎じでやってもなかなか追い越すことは難しいので、ジャンルにとらわれずに選ぶのもいいでしょう。
アクセス数が伸び悩んだり、ユーザーの反応が悪いときには、一度立ち止まり目標のサイトを分析することで、次に打つべき手が見つかるでしょう。
もちろん目標となるサイトは、自分の運営するポータルサイトの成長に合わせて、設定しなおしていくことも大切です。

まとめ

ポータルサイトの運営を長く続けるコツを4つ紹介しましたが、やはり「継続は力なり」でコツコツとでも毎日手をかけてあげると、自然とアクセス数が増えていくので、あきらめずに運営してみましょう。
ポータルサイト制作ならアクセルメディア